クレジットカードの年会費
クレジットカード会社は、クレジットカード業務によって収益をあげて企業経営を行ないます。
クレジットカード会社の収益となるものとしては、リボルビング払いや分割払いなどが適用された場合の手数料や、加盟店においてカードが利用された額に応じて支払われる加盟店手数料、キャッシングサービスが利用された場合の金利収入などがありますが、クレジットカード会員からの年会費もカード会社の収益源の一つです。
クレジットカードの年会費とは、そのカード会社と契約してクレジットカードを貸与された会員が、カード会社に対して支払う手数料になります。
年会費は一枚のクレジットカードに対して必要とされるものであるので、単純に考えればカードの発行枚数が増えるほどクレジットカード会社の収益も増加します。
クレジットカードの年会費は、1000円程度の場合もあれば、10000円以上かかる場合もあります。
これらの年会費は主に登録された会員データを管理したり、カードに付帯する色々なサービスを提供したりするために使われています。
あなたの使っていないクレジットカードの中に、実は年会費が必要なものがあったということはありませんか?
年会費は自動で引き落とされることがほとんどですので、気付かないうちに損をしてしまってい可能性もあります。
クレジットカードの入会キャンペーンなどでは「初年度年会費無料」というようなサービスもよくあります。
1年目に年会費がかかっていなかったからといって油断せず、手持ちのクレジットカードにかかるコストには注意して、必要のないものは整理してしまうことも大事です。
最近では、カードに入会した初年度だけといわず、その後もずっと年会費がかからないクレジットカードが増えてきました。
大手スーパー、ドラッグストア、コンビニなど、年会費無料のカードを発行しているところは沢山ありますので、出費をできるだけ抑えたい方は調べてみるといいでしょう。
年会費無料でもポイントプログラムなどのお得なサービスが充実しているカードも多いので、賢く活用したいものです。
そして、年会費がかからないクレジットカードでも海外旅行傷害保険がついているものが増えているので、年に何度も海外旅行に出かけるような方であれば、このような点にも注意してカード選びをするといいと思います。